Googleデータスタジオを使って見てBIツールについて考えた
はじめに
下記の記事でちょっと触れてて現状の業務に少し導入してみた。
tsuyoshi-nakamura.hatenablog.com
数日後、下記のニュースが出てヨッシャー無料で使いまくれるじゃないかと思ってもっと業務に取り入れてやってみた analytics-ja.googleblog.com
ほとんど数値は隠してますが、下記のような感じで使ってました
example
1
2
3
このあたりのBIツールに関して思うこと
世の中にはBIツール系はたくさんありますが、今の業務と照らし合わせて考えてみる。
現在PCとスマホのブラウザ版でのサービスを提供している状況で考えるとwebのアクセスログが一番重要だったりする。
UIを改善してみたり、Designを変えてみたり、メルマガのセグメントを変えて見たりという日々の改善の効果測定はGoogle Analyticsから取るデータが一番指標になる。
そのアクセスログ系のデータとDBなどにストアしているデータをかけ合わせて数値を追える事が一番重要だなと感じてる
そういった視点で考えると繋ぎこむ事ができるデータソースにGoogle Analyticsがある事が重要だなーと思っている。
以上を踏まえて最近のBIツールを見てみる
Re:dash
- 直接Google Analyticsには繋ぎこむ事は出来ない
- Google AnalyticsのデータAPIで取得して一度Spreadsheetに落としてから活用する感じになる
- OSSでの提供なので自身が管理するネットワーク内のサーバにインストールして内部のDBに対してSQL投げてデータが取れる
Amazon QuickSight
- 直接Google Analyticsには繋ぎこむ事は出来ない
- 主にAWS内にあるデータに対して簡単に分析が出来るのが特徴
- RDS,RedShift,S3,Kinesis,EMRとかこの辺に色々データが溜まってると非常に便利だと思う
Tableau
- 直接Google Analyticsに接続出来る様子
- もちろんMYSQLなどのデータにもつなげてSQLを投げれる
Google Data Studio
- 直接Google Analyticsに接続出来る
- ただDBへの接続が出来るけど、セキュリティ周りの設定項目があまり出てこなかったのでちょっと心配
まとめ
Tableau
は周りでの評価も高いし、一番良いんだろうなと感じてる。セキュリティ周りも少し調べた感じだとしっかり考慮されてる感あったし、安心して使えそう- ただ当然有料
Google Data Studio
は無料で使えてGoogle Analyticsのデータも自由に使えるので👍だと思ってる- いきなりお金のかかるツールの導入って決済者目線で言うとちょっとok出しづらいと思ってる
- 使ってみたいと思う人も本当に活用しきれるか不安でもあるし、失敗した時の事考えるとちょっと止めとこうっと思ったりする
- 無料のもので出来る事はたくさんあって、まづはそこで活用してみて、もっとこういう情報を分析する必要があって、その分析が進むとこういった施策が打てて….といった所まで使い込んで見るとよいと思う
- そうすると本当に自分たちのチームにとって必要なツールで必要な投資かどうか自信を持って言えると思う
- 有料の額にもよる部分もあるけど、こういった思考、実際にやってみた後の評価・判断が出来る事が自体が良い経験だったりするし😁